2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

鷲は鷹と違うのか?

(第301号、通巻321号) 英国の作家、マリ・デイヴィスの小説に「鷲の巣を撃て」 (二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション)がある。英国の特殊工作部隊がナチス・ドイツのヒトラーの暗殺を企てるという筋書きで、史実にフィクションを巧みに織り交ぜた傑作と…

中欧の秋は「紅葉」より「黄葉」が中心だったが……

(第300号、通巻320号) 「今はもう秋 誰もいない海……」。秋になるとつい口ずさんでしまう曲の一つだが、童謡・唱歌だと「紅葉(もみじ)」か「虫のこえ」も欠かせない。今回は中欧周遊の旅にからめて話題を「紅葉」にしぼろう。 秋の夕日に照る山もみじ 濃…

「ドナウの真珠」「百塔の街」「北のローマ」…… 

(第299号、通巻319号) 中欧の観光旅行から帰りましたので、約2週間ぶりにブログを再開します。横浜の自宅を留守の間にも、アクセス数100万pv.突破に対するお祝いのメールやコメントをいただきました。お褒めばかりでなく、私の使用辞書の選択について疑問…

アクセス100万pv突破のお礼と一時休載のお断り

(第298号、通巻318号) 当ブログ「言語郎」は9月27日午後にアクセス数が100万pv.を超えました。2007年1月10日付けで実質的な第1号「武士の『一分』とは」を発信してから5年9カ月。この間、(イタリア旅行に出かけて休載した1回を除いて)毎週1回、水…