2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧
(第4号、通巻24号) 道産子なのにめっぽう寒がりで、この時季、家にいる時は毎年自分の部屋だけは暖房をかかさないほどなのだが、暖冬の今年は書斎のエアコンを切って過ごせる日が多い。外出時にも、今のところ手袋の必要はない。 手袋を身につける動作を…
(第3号、通巻23号) 「武士の一分」の映画のタイトルの話から始めて、「一分おき」と「一分ごとに」の違い・あいまいさを話題にしてきたが、「〜まで」という表現も解釈があいまいになりがちな言葉の一つだ。 たとえば、「担当者は20日まで出社しません」…
(第2号、通巻22号) 前回のブログ移転第1号では、話題の映画『武士の一分』のタイトルの中の「一分(いちぶん)」の意味に焦点をあてて書いたが、「一分」が、日常もっとも普通に使われるのは、時間を指す「一分(いっぷん)」だろう。そこで今回は、「一分」…
(第1号、通巻21号) 旧臘(きゅうろう)の一日に封切られた山田洋次監督の映画『武士の一分』が好評のようだ《参考》。「一分」は、「いっぷん」、「いちぶ」、「いちぶん」と少なくとも3通りの読み方があり、それぞれ意味が違う。 「いっぷん」は1時間の6…
半年余前に開設したブログ「言語楼」です。辞書や語法、ことわざ、方言、言語にみる文化、翻訳、語源など日本語を中心とした言葉の周辺を、一知半解の身を承知で探索するページです。 ひとことで言えば、素人の言葉の雑学。普段の生活ではまず使わないような…