2008-04-16から1日間の記事一覧

『されど われらが日々』の言葉遣いを「垣間見る」

(第67号、通巻87号) 60年安保闘争を時代背景にした青春群像。柴田翔著『されど われらが日々――』(文春文庫)を約40年ぶりに再読した。エリート大学生達の思想と恋愛の軌跡を描いた青春文学の名作である。今、読み返して見ても、テーマといい、筆力といい…